京成立石
なかなか縁がないけれど一度行ってみたかった京成立石。
シブイ大衆居酒屋がたくさんあると聞いている。 折畳み自転車を持ち、いざ立石へ。 都営新宿線の東大島駅で自転車を組み立て荒川沿いを北上。 日中は暑く夕方出発にしたおかげで風が吹き涼しい。 川沿いは若者&家族のバーベキュー組、散歩組(犬も含む)、読書組、 自転車組、ジョギング組、少年サッカーの練習組が入り乱れ、 夕暮れ時の実に平和な時間が流れている。 夏も冬も厳しそうだけど、春と秋のこの季節はたぶん一番いいだろう。 左手には400mを超えたスカイツリーが夕日をバックに見える。 50年後、「3丁目の夕日」のような映画ができるだろうか? もしできたなら、その頃に観る人々は 「うわぁ、なつかしい。 あの頃スマートフォンが出たんだよね」 とか「首相が数年の間に何人も変ったんだよね」 とか言うんだろうか。 総武線をくぐり、荒川を超え、さらに行くと京成の線路にぶつかる。 それを北東に向かうともう立石の駅前。 自転車を駐輪場に止めてまずは駅周辺をぐるっと。 駅の南側のアーケードからしていきなり昭和だった。 お惣菜屋、キムチ屋、魚、肉、八百屋、大衆飲み屋が並ぶ。 気取らず、どれも庶民の味方といった品揃えと価格だ。 そしてしばらく歩いて横丁に入るとこの看板。 休日なのもあって閉店している店も多いけど 雰囲気だけでも楽しめる。 晩ご飯は有名らしい鳥房へ。 表は肉屋、裏へ回ると鳥専門の居酒屋だ。 それほど広くない店内は夕方6時過ぎでも超満員。 いかにも下町風情のちょっと怖いおばさんに「相席でもいいなら空いてるよ!」。 鳥わさ、南蛮漬け、そしてみんなが必ず頼むらしい鳥のもも唐揚げを注文。 どれもおいしいけど、唐揚げが大きくておどろいた。 どう手をつけていいのか躊躇していたら さっきの怖いおばさんが来て骨からはずして手際よくばらしてくれる。 一見無愛想だけど、実は親切らしく「こうやんのよ!」っとニカっと笑った。 立石ははしごする客も多いらしく(さぬきうどんか!)、 この店のお客さんも例外ではないようだ。 右隣に座っていたこれまた恰幅のいい男性二人も一人はペルー人だとかで ここではささっと2品位とビールを頼み次の店に行くというし、 左隣の中年カップルもそうだった。 さすがにそんなことは思いもよらずたらふく食べてしまった我々は、ギブアップ。 食後はサンマルクでお茶をし(カフェといえるかどうか、 立石でそれらしきものはこことドトールくらいだった) 再び自転車に乗り、銭湯へ。 目星もつけ、お風呂セットを持参し、ぬかりはないよ。 最近は少しぬるめの銭湯が増えた中、昔ながらの熱いお湯。 汗を流し、休憩室でやってるお笑いテレビを見ながら ジュースを飲んでいるとなんだか東京にいることも忘れ 小旅行に来ているような錯覚になり、ついつい長居してしまいそうだ。 帰り道、せっかく近くなのでスカイツリーのたもとへ。 モノクロ写真で撮影。
by musasabi-sapana
| 2010-10-14 00:04
| 旅行・町歩き
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