市川崑の世界展
世田谷文学館で始まった「市川崑の世界」展へ。
直筆の絵コンテ、台本、仕事机などが展示されている。 会場内には「犬神家の一族」の佐清のマスク(古すぎて変色している)、 金田一耕助の鞄、獄門島(だったか)の水からにょっきり出た足なども。 台本などに万年筆で丁寧に書かれた文字に人柄がしのばれる。 映画上映で「おとうと」を観る。 「家族」が機能していた時代の映画だ。 (とはいってもただの兄弟愛の映画ではない) 岸恵子のちゃきちゃきした初々しさと、屈折した継母役の田中絹代のうまさ、 看護婦の江波杏子の美しさ(黒木メイサみたいだ)が光る。 そのあと、仙川にある武者小路実篤記念館(実篤が晩年の20年を過ごした) まで足をのばす。 しかし残念、庭には入れたが肝心の旧実篤邸が時間切れで入れず。 外から見るのみ。 でも古いガラスといい、家の中から見える庭を想像するだけで すてきな感じ。 次回、またゆっくりこよう。
by musasabi-sapana
| 2008-09-23 22:07
| 映画・本・美術
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