屋上菜園
首都圏で駅ビル屋上での貸し菜園が人気らしい。
中央線荻窪、JR恵比寿、川崎、戸田、高崎小田急成城学園前などで、 ほぼ100%の契約率というからすごい。 荻窪の場合、1区画3〜5平米、1ヶ月の料金は7000〜9800円。 (専門スタッフの支援、道具のレンタルも込み) この値段を安いと見るか高いとみるか・・・。 余暇というとまず浮かぶのがスポーツ。 ジムに1ヶ月通うと安いプランでもだいたい8000円前後、 荻窪の菜園を借りるのとほぼ同じ。 でもこれは1人の価格。 ファミリーで1人だけがジム通いをするのは時間的にも 金銭的にもむずかしい(1人だけが楽しむというのも恨まれる)。 その点、菜園なら家族みんなでできて外で太陽を浴び、 土をいじれて健康的なうえ、収穫という大きな喜びも待っている。 3〜5平米くらいの規模なら管理もしやすい。 屋上緑化だけより菜園でレンタル料が入るので テナント側にとってもおいしい。 そのうちあちこちのビルの屋上にも増えていくのかもしれない。 昔の昭和映画を観ているとよく屋上が出てくる。 デパートには小型遊園地のような乗り物があって、 子どもが遊んでいたり、カップルがデートする場面。 そして会社の屋上はなぜかバレーボールをしたり、 やはりカップルの密会(?)の場だったり、同僚が集う場だったり。 いつの間にかデパートの屋上はさびれてしまい、 ほとんどのビルの屋上はのぼれなくなってしまった。 東京の空は狭いというけれど、 屋上からなら別だ。 屋上菜園で少しでも空を仰いでその広さを実感し、季節を感じる機会が 増えるなら歓迎すべきことかもしれない。
by musasabi-sapana
| 2011-01-28 17:35
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