むささび通信

コンパクトシティ

昨夜はNHKスペシャル「ニッポン空き家列島の衝撃」を見た。
現在もおよそ800万戸が空き家、
このままだと将来30年以内には3軒に1軒が空き家になるだろうという予測は
たしかに衝撃を受ける。
団塊世代が1970年代に一生懸命汗水流し働いて郊外に買った
夢のマイホームは都会に出た子供世代はもはや厄介なお荷物らしい。

空き家問題に加え、地方はさらに厳しい。
人口が減少していくなか、都市はもちろん集落では
今後水道、道路などのインフラも整備していくのが
むずかしく自治体が成り立たなくなってしまうかもしれないという。

増え続ける空き家と人口減少・流出と財政赤字。
対策として政府は利便性のよい、
狭いエリアに集中して住んでもらう「コンパクトシティ」化を
目指しているらしい。
昨夜の番組でもスタジオ内でのゲスト、全国から集まった視聴者の人たちは
ほとんどこの案に賛成していた。
でも四国から来た女性は言う。
「たとえ不便であろうと、近所ではなじみの顔がある。
ここでは支え合いがある。
便利だからというだけで子供のところに行った
お年寄りは具合が悪くなってしまった」(詳細は違うけどだいたいこんな内容)
そうだよなぁ。
みんながみんな、病院があるから、買い物が便利というだけで
住まいを決めたいわけではない。
それぞれ独自の文化、習慣を大事に生きてきたんだ。
効率化、利便性だけを追求していく世の中では
均一化がますます進んでいく。
絶対にスティーブ・ジョブスは生まれないと思うのだが。
(国はそういう人間を育てたいつもりらしいけど)
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by musasabi-sapana | 2015-01-11 12:18
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