むささび通信

カテゴリ:旅行・町歩き( 44 )

台湾ぶらぶら旅4

4日目。
ようやく晴れた。
前日までのふるえるほどの寒さ
(まさか持って来たダウンを着るとは思わなかった)
はうそのようになくなり10度以上の気温上昇。
太陽もまぶしいくらいにさしてくる。
これぞ台湾!
緑も鮮やかに見える。
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おしゃれエリア「永康街」をぶらぶら。
ここは有名な小龍包の店がある通りでもあり、
どこにいたんだ!?というくらい日本人の姿がわんさか。
若者の長蛇の列が並ぶ人気らしいカフェ、雑貨屋、洋服屋が並ぶ。
それでも庶民的な食堂やいわゆる雑貨屋(生活道具)が
混在しているのが台湾らしい。
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暑くなってきたのでマンゴーかき氷。
今はマンゴーの季節ではないらしいので
ぜひ旬の時期に食べてみたい!
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近くには日本統治時代に建てられた日本家屋が残る通りもあった。
「錦安日式宿舎群落」として保護区域になっている。
周りはマンションばかりなのに、
ここだけは緑が多く時がとまったような静かなところ。
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かつてはこういう日本家屋がたくさんあったそうだけど
どんどん無くなっているらしい。

そしてここからはこの日のハイライト(!?)。
同行の友人の知り合いの台湾人Kさん
(友人がKさんの日本で所有しているマンションのリフォームを手がけた)
の別荘へのご招待である。
午後3時、ホテルに颯爽とベンツで現れたKさん夫妻。
Kさんは工場を3〜4つ持っている会社の社長さん、
奥さんもバリバリのキャリアウーマン。
2人も年中仕事で海外に行ってるらしい。
にこやかに挨拶をかわし、車に。
Kさんは日本語が話せるし、(奥さんは英語)
気をきかせて数年前に流行ったとかいう日本の音楽を
かけてくれたりする(全然聞いたこともなかったけど)。
車は台北の街を離れ、山の方へ向かう。
東京と違って30分も走れば、緑の豊かな山の中だ。
くねくねと曲がる道を車はのぼっていく。
どうも高級別荘の分譲があちこちにあるらしく、
山の中腹に欧米スタイルの建物群が並んでいたりする。

数分後、立派なゲートのある別荘エリアへ。
ゲートでは最敬礼をする門番が!
なんだかとても場違いなところにきてしまったような・・・・。
車を降りると台北の街の喧噪がまったく聞こえない。
立派な別荘が並ぶ。(ほとんど持ち主は会社の社長さんだそう)

中がまたすごかった・・・。
ひろ〜いリビング。
天井からはエマニュエル婦人のような椅子。
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食卓。
このあと食事をするわけではないのに
テーブルセッティング。
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大人5人くらい寝られそうなベッド。
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バーカウンター。
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仕事部屋。
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そして奥さんの衣装部屋。
洋服、バッグ、靴がぎっしり。
これを全部着ることはあるのだろうか!?

こんなに広いのに、ご夫婦2人用。
おまけに平日は奥さんのみで週末だけご主人が来るんだそう。
なんとこの他3つだか4つ家があるんだとか。
はぁ〜、ため息が出る。
一般庶民にはまったく想像もつかない暮らしだ。
もし自分がここに住んだら・・・・と想像する。
落ち着かなくて部屋ひとつの隅っこで暮らしてしまいそうだ。

Kさん夫妻、実に細やかで気をつかってくれるし、
感じのよい方々だ。
Kさんは日本語が話せるからまだしも、
いかんせんこちらの英語がつたないので
申し訳ない。

夜は台北のウエスティンホテルの高級中華で会食。
円卓を囲むのはKさんの別荘のインテリアを設計したTさん、その奥さん&キッズ2人、
Kさん夫妻、その娘さん、私、友人。
ふかひれ(ツバメか?)スープやら、伊勢エビ、肉、あわびとなまこのあんかけ、
蒸し物、デザートのフルコース。
しかし、味はほとんど覚えていない・・・・。
彼らのパワーに圧倒されてしまったから。
とにかく台湾人のよく食べることにも驚いていたけど、
そこにトークが加わる。
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インテリアデザイナーTさんの最近のインドでの仕事の話
(いかにインドの街が汚くて食事がカレーばかりで辟易したかとか)、
中国人の悪口などなど弾丸のようにしゃべりまくる。
さらにKさん夫妻のイタリア人なみの身振り手振り。
中国語になるとさっぱりちんぷんかんぷんで
鳩が豆でっぽうをくらったように呆然と見ている私たちに、
時折Tさんの奥さん(この人は一昔前の日本人の奥さんのようにつつましやか)
が気を使ってくれて英語に訳してくれる。

そしてそんなにしゃべっていても箸はちゃんと動いている!
出てきたものはきちんと食べているのだ。
神業としかいいようがない。
自分がどうしてこの場にいるのか、
目の前に繰り広げられる光景を映画を観ているような
不思議な感覚になってしまった。
それにしてもこのタフさ、パワーは日本人はないなぁ。
精気を吸い取られたようになってホテルに帰った私たち。

5日目。
最終日も晴れ。
街をぶらぶら、スーパーで買い物等。
ベイプーに連れていってくれたTくんたちと素食の鍋。
お店は尼さん、普通の勤め人の人などで一杯になる。
鍋は辛いスープ、塩味スープの2種。
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冷蔵ケースには食材がぎっしり入っていて好きなものをとって
鍋に入れる。
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初日の素食もそうだけど、どうして野菜だけで
この旨味が出るのかやっぱり謎。
油がポイントなのかもしれない。

6時過ぎの飛行機で帰途へ。

短いような、でも中身の実に濃い旅行でありました。
(接待旅行か?というくらいTくん、Kさんたちにお世話にもなり)
台湾の人の親切なことも驚くほど。
屋台で、メニューがわからないとたいてい
日本語の話せる人が寄ってきて教えてくれるし、
地下鉄の道案内のおじさんもやさしい。

それとさらに感心したのが、
街角で車いすの人が宝くじを売っていたり、
地下鉄の構内の改札横に身障者の人達が売る
リサイクルショップがあったりすること。
広告ポスターに大々的にそういった身障者の人を載せた写真を
使っていたり。
もちろん福祉が大事なのは言うまでもないけれど、
社会の中で一般の人と普通に触れる機会を作っているのが
すばらしい。
台湾のオープンな気質を感じた。

そしてなんたってこのたくましさ。
洋服と野菜を一緒に売り、
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肉と下着を一緒に売る!
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友達は将来、台湾に住むよ!と言う。
うーん、私も住んでみたい。
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by musasabi-sapana | 2012-02-27 20:49 | 旅行・町歩き

台湾ぶらぶら旅3

3日目。
相変わらず気温が低い。
乾物問屋や漢方薬局が並ぶ油化街へ。
古い街並が残っているエリアとはいえ、かなり老朽化している建物も多い。
新たな建造物も建てられており、
1920年代当時のバロック建築に似せて
作っているものの、まだぴかぴかすぎていまひとつ味わいが出ていない。
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でもシブイ漢方薬局も健在。
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台湾にきてはまったのはこういうピーナツなどのスープ(?)類。
豆が入っていたり、お芋の団子が入っていたり、
甘さもごくひかえめで本当においしい。
朝は油條(揚げパン)を入れて食べるとりっぱな朝食。
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ホテルの近所の大人気魯肉飯(しいたけ、豚肉の煮込みかけごはん)店の
テイクアウト。
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これで(小サイズ)およそ75円!
このお店は早朝から晩遅くまでいつもにぎわっている。
ローテーションはあると思うけど、いつ店の人は休んでいるのか、
仕込みをしているのか謎。

午後は台北のアキハバラ、IT関連ビルや
開発エリアの信義地区へ。
合間にたまたま見つけた青空市場にも立寄り。
その名も幸福市場。
台湾各地の名産がずらりと並ぶ。
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ここの屋台で売っているきんかんが絶品。
日本のものより細長く(ラグビー型)、味は苦みが少ない。
売っていたのはきんかんに生姜のすったもの、
きんかんの皮のみじんぎり、砂糖少々(もしかして塩も)をまぶしたもの。
柑橘の甘みとさわやかさ、かすかな生姜の香りがなんともいえない。

広々した道路(台北はほとんどそうだけど)、
ごっそりと開発された近代的な街の信義地区。
高層ビルのショッピングモール101。
この下にはなぜか畑が広がる。
いつまで残るかな。
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近くには外省人の軍人と家族が暮らした四四南村を
文化遺産として残して展示室、ギャラリー、ショップにした「好,丘」がある。
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毎週日曜日に開かれるファーマーズマーケット。
ファーマーズマーケットというよりここは日本!?かと思うような
クラフトマーケットを開催中。
若い子たちがポストカード、バッグ、服飾雑貨などを売っている。
手作りは世界で(?)流行っているのか?
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カフェもおしゃれ。
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最期は一緒に行った友人がぜひここは行くべきと連れていってくれたのが
誠品書店
ここはほんとうにすごい。
地下から5Fまでビルごと、売っているのは本だけでない。
フードコート、洋服、インテリア、雑貨、コスメなどまで。
そして本屋自体のフロア構成がすばらしい。
日本のように均一的なのっぺりした作りではなく、
各部屋のテーマ(文藝、アート、雑誌、哲学など)ごとに
床、壁、棚、照明などが違っていて、美術館にいるようなのだ。
部屋と部屋の間のホールも広々、贅沢なつくり。
また料理本の部屋には中央にオープンキッチンがおかれ、
週末には本の著者であるシェフが実際に料理を披露するそう。
お客さんをいかに楽しませるかに随所に工夫が見られる。
自分たちの考える書店はこうだ、という
壮大な哲学ありきなのだ。
建築・設計デザインをしている友達いわく、
日本ではまず危険はないか、事故がおきないか、
効率のよい設計かなど、お客さんではなく
経営側のリスク回避に重点がおかれるらしい。
よしんば、こういう店作りをというイメージをもった人が
いたとしても、「万が一事故がおきたら、誰が責任を」なんていう
脅し文句によって結局無難な店舗になってしまう。
ますます似たような店が多くなっている日本、
台湾を見習いたいのぉ・・・。

つづく。
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by musasabi-sapana | 2012-02-26 23:22 | 旅行・町歩き

台湾ぶらぶら旅2

2日目。
てっきりあったかいと思っていたのに
予想以上に寒い(おそらく10度ちょっと)。
太陽はなく、どんよりと曇り空。

ホテル近くにある南門市場へ。
あたりには漢方のような匂いが漂う。
肉、魚、野菜などの生鮮食材、乾物、饅頭、総菜などが
ずらっと並ぶ。
市場はどこも楽しいねぇ。
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朝ごはんはお粥屋で肉しいたけのお粥とおかず2品。
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苦手なしいたけだけど、匂いもなく、
でも旨味は濃厚、それでいてあっさりして優しい味。
おかずのイカの唐揚げ、肉卷きもおいしい。
これ全部で400円しないとは!

Tくんなど総勢6名で台北から車で1時間半ほど南下した
新竹県の老街、北埔(ベイプー)へ。
高速で走ると台湾も山の多い国なんだと感じる。
それでもかなり行っても山の中腹にまで高層のマンション群があるので
郊外の方まで開発が進んでいるようだ。
ここ北埔は客家(中国からきた漢民族のひとつ)の伝統的な
街並(老街)が残る。
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レンガで作った家と狭い路地で保護地区になっているらしく
台湾全土からの観光客の姿も目立つ。
中心には慈天宮。
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老街から少し離れると商店街や屋台が続く。
観光客や地元の人でにぎわう。
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屋台ではあちこちで試食ができるので、乾物やら
おかずをつまみぐい。
こちらにも干し柿があるらしくいろんなところで売っている。

商店街のはずれのお寺に隣接した屋外の舞台では
どさ回りのような劇をやっている。
ちょうど芝居の幕間で演歌のような曲が流れ
なんだかなつかしさと不思議な感覚。
お客さんは高齢の人が多い。
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北埔で観光客に有名(らしい)な水井茶堂。
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このあたりで有名な擂茶(すり茶)。
いろいろな豆、胡麻、ピーナツ、松の実、茶などを
10分ほどすり鉢ですり、
最後にお湯をそそぐ。
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どろっとした液体で胡麻や実の香ばしい香りと、
複雑な味でほんのり甘い。
これだけで充分お腹がふくれるし、健康的な飲み物。
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せっかくなのでもう1カ所新竹の老街、内灣老街へ。
ただ老街というのは名ばかり、古い街並を期待していたのに
変にリニューアルされた観光地だった。
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日本建築の元映画館はお土産物やと飲食店。
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キッチュな見せ物小屋的な博物館(巨大うさぎ、小人頭とか)
ドラえもん(おそらく無許可)などのキャラクター看板、
軒先にぶらさがるFRPでできた動物や人形・・・。
通りの両脇にそんなにぎにぎしい店がずらっと並んでいる。
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家族連れ、老若男女、みんな買い食いをしながら歩いている。
さすが台湾、売っている食べ物はおいしそう。
でも散々その前に食べているので入らない。
胃袋がひとつなのがうらめしい。
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街の近くにはけっこう大きな川が流れてその向こうには山が広がる。
日本の谷間の川と温泉のある(実際温泉がある)村といった風景。
川の向こうに渡ると林の中に建つレストランやカフェ。
その前で若いカップルも多くて記念撮影をしたりしていて、
台湾人のちょっとしたレジャーランドのようだ。
まず、日本国内にあっても足を運ばないだろう観光地に
外国人の自分が来ているのが変な感じだなぁ。

夜は寧夏夜市へ。
別名グルメ余市ともいわれるだけあって
どれも食指をそそられる。
ここでもみんな食べる食べる。
若者、小さい子どものいるファミリー、おじさん、
おばさん。
夜の10時すぎなのに。
台湾の人はずっと食べている。
1日何食食べるんだろう。
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つづく。
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by musasabi-sapana | 2012-02-24 21:54 | 旅行・町歩き

台湾ぶらぶら旅1

台湾は10年ほど前に1度行ったきりで、
その時は島を駆け足で1周、
楽しかったけれど、もう少しゆっくり訪れてみたかった。
今回は台湾通の友達が一緒なのと、
友達の台湾人の友人がいるので奥深い旅行が
できるだろうなぁと期待に胸がふくらむ。
(それにしても5年ぶりの海外旅行、パスポート用に
撮り直した写真を見て愕然・・・)

空港に着くと友達の友達Tくん&運転手さんが
迎えに来てくれていた。
Tくんはグラフィック&インテリアの
会社の社長さんである。
日本に留学していたこともあり、日本語ができる。
台北に着いたのが夕方6時過ぎ。
すでに夕飯時でお腹はぺこぺこ。
宗教上ベジタリアンのTくんに「素食」の店に連れていってもらう。
前に来た時には気づかなかったけれど、
台湾にはこういう動物性食材を使わない
精進料理のお店がけっこうあるらしい。
日本で精進料理というとお寺の料理を思い出すし、
アメリカのベジフードのように生野菜まるかじりみたいな
イメージがあるけれど、台湾では違う。
海老そっくり練り物、どこからみても肉(味、見た目、食感)、
さつま揚げ、油揚げなどボリュームたっぷりだ。
レパートリーも、炒めもの、蒸しもの、揚げ物、デザートなど
なんでもあり、お店によっては各国料理も楽しめるらしい。
写真の炒めものもどうみても肉野菜炒め。
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その他、鍋ものや炒めものも野菜と豆腐だけなのに
あんかけになっていたり、調味料が複雑で工夫がこらしてあるので
全く物足りなさを感じることがない。

つづく。
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by musasabi-sapana | 2012-02-24 19:52 | 旅行・町歩き

京成立石

なかなか縁がないけれど一度行ってみたかった京成立石。
シブイ大衆居酒屋がたくさんあると聞いている。
折畳み自転車を持ち、いざ立石へ。
都営新宿線の東大島駅で自転車を組み立て荒川沿いを北上。
日中は暑く夕方出発にしたおかげで風が吹き涼しい。
川沿いは若者&家族のバーベキュー組、散歩組(犬も含む)、読書組、
自転車組、ジョギング組、少年サッカーの練習組が入り乱れ、
夕暮れ時の実に平和な時間が流れている。
夏も冬も厳しそうだけど、春と秋のこの季節はたぶん一番いいだろう。
左手には400mを超えたスカイツリーが夕日をバックに見える。
50年後、「3丁目の夕日」のような映画ができるだろうか?
もしできたなら、その頃に観る人々は
「うわぁ、なつかしい。
あの頃スマートフォンが出たんだよね」
とか「首相が数年の間に何人も変ったんだよね」
とか言うんだろうか。

総武線をくぐり、荒川を超え、さらに行くと京成の線路にぶつかる。
それを北東に向かうともう立石の駅前。
自転車を駐輪場に止めてまずは駅周辺をぐるっと。
駅の南側のアーケードからしていきなり昭和だった。
お惣菜屋、キムチ屋、魚、肉、八百屋、大衆飲み屋が並ぶ。
気取らず、どれも庶民の味方といった品揃えと価格だ。

そしてしばらく歩いて横丁に入るとこの看板。
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休日なのもあって閉店している店も多いけど
雰囲気だけでも楽しめる。
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晩ご飯は有名らしい鳥房へ。
表は肉屋、裏へ回ると鳥専門の居酒屋だ。
それほど広くない店内は夕方6時過ぎでも超満員。
いかにも下町風情のちょっと怖いおばさんに「相席でもいいなら空いてるよ!」。
鳥わさ、南蛮漬け、そしてみんなが必ず頼むらしい鳥のもも唐揚げを注文。
どれもおいしいけど、唐揚げが大きくておどろいた。
どう手をつけていいのか躊躇していたら
さっきの怖いおばさんが来て骨からはずして手際よくばらしてくれる。
一見無愛想だけど、実は親切らしく「こうやんのよ!」っとニカっと笑った。
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立石ははしごする客も多いらしく(さぬきうどんか!)、
この店のお客さんも例外ではないようだ。
右隣に座っていたこれまた恰幅のいい男性二人も一人はペルー人だとかで
ここではささっと2品位とビールを頼み次の店に行くというし、
左隣の中年カップルもそうだった。
さすがにそんなことは思いもよらずたらふく食べてしまった我々は、ギブアップ。

食後はサンマルクでお茶をし(カフェといえるかどうか、
立石でそれらしきものはこことドトールくらいだった)
再び自転車に乗り、銭湯へ。
目星もつけ、お風呂セットを持参し、ぬかりはないよ。
最近は少しぬるめの銭湯が増えた中、昔ながらの熱いお湯。
汗を流し、休憩室でやってるお笑いテレビを見ながら
ジュースを飲んでいるとなんだか東京にいることも忘れ
小旅行に来ているような錯覚になり、ついつい長居してしまいそうだ。

帰り道、せっかく近くなのでスカイツリーのたもとへ。
モノクロ写真で撮影。
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by musasabi-sapana | 2010-10-14 00:04 | 旅行・町歩き

奥多摩へ

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水につかりたい。
それも冷たい川に。
ここんとこずーっとそう思っていて、ようやく昨日行ってきた。
そりゃあもう冷たくて気持ちいいのなんのって・・・。
足だけでも充分満足。
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by musasabi-sapana | 2010-08-12 16:22 | 旅行・町歩き

その他北海道

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今回はマラソン以外に北海道の南中心にまわってきた。
函館から入り、札幌、千歳、旭川、小樽、積丹、八雲町(温泉)、
松前、そして函館から抜けるルート。

マラソン翌日に行った旭山動物園。
筋肉痛で痛む足をひきずり、坂の多い園内を回る。
普段はこんな風にみえるあざらしも
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水の中はこんな。
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有名な水中の円柱の中をぷわーっと上がるところやテトラポットで
遊ぶあざらしは遊び名人。
シロクマの泳ぎはダイナミック。
しかし速すぎて写真が撮れん!(ペンギンも)
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トラ&カピバラはお昼寝タイム。
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このチンパンジーは兄弟らしい。
ガラスのドームの上ですべりながらじゃれる。
普段こんな角度(下から)で見られることがないのでおもしろい。
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さすがに人気の動物園だけあって、うわさどおり動物の見せ方がうまい。
動物の行動パターンに合わせて作られているので、
リラックスしているように見える。
最近他の園もそうなりつつあるけど手作りの案内表示、説明パネルも
好感がもてる。

小樽の町は20年ぶりくらいで訪れたが、
平日とはいえ倉庫街のさびれぶりに驚いた。
昔はお洒落界隈としてずいぶんにぎわっていたような気がするけど。
近年の不況に加え、倉庫の広さがあだとなり、
店舗として使い勝手が悪いのもあるのだろう。
よくある安っぽいテーマパークみたいになっている。
泊まったホテルも元拓銀の古い建物を改装したものだったが、
せっかく立派な土台があるのに中はぺらっぺらの内装、
安普請なビジネスホテルのようだ。
もっといい家具と内装にして高い値段設定のホテルにすればいいのに
と思うのだが、きっとそれでは採算が合わないのだろう。

翌日は積丹半島まで。
途中余市で立ち寄った福原漁場が予想外におもしろかった。
北海道の日本海沿岸は江戸時代からニシン漁が盛んだった。
(それこそニシン御殿なんてものもあるくらい)
この福原漁場は漁場経営者の福原家が経営していたところ。
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主屋(親方と漁夫が寝起きするところ)、文書庫、石蔵、
ナヤ場(内蔵をとったあとのニシンをかけるところ)、米味噌蔵、網倉、
干場(数の子、白子などを製品にするところ)など
広い敷地内に点在している。
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親方と東北や道南からやってきた漁夫の間でかわされた雇用契約書。
賃金などの他、細かいところは読めないが連帯保証人欄などもあることから
かなり厳しい雇用条件だったと思われる。
漁夫は3月下旬から2ヶ月ほどの間、住み込みでニシンの漁、食品への加工、
肥料への加工など一貫してやっていたらしい。
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ニシンの内蔵をかきだす時にはめる指サック。
この他、漁や加工に必要な様々な道具が並んでいる。
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よほどニシンによって潤っていたらしく、宴会用の食器、
アイロン、アメリカ製のラジオ、扇風機、おもちゃ、雑誌、
その他当時は贅沢品と言われるような品々も見られる。
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親方の漁場の見回り写真などもあったが、
いかにも羽振りのよさそうなようす。
トイレも実物が残っていたが、漁夫は木製、親方一家は
伊万里焼きのような陶器製。
搾取する側とされる側の差が見える。

そんな富をもたらしたニシンも昭和の始め頃から不漁となり、
昭和29年の群来が最後になった。
この福原漁場も代替わりして所有者となった川内家は早々と
ニシン漁に見切りをつけ農業に転身したそうだ。
果たして今はどうなっていることか。

さて、余市をすぎひたすら西に向かうと積丹岬に出る。
ここは絶景ビューポイント。
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もうひとつすばらしかった景色。
雪の残るニセコ&羊蹄山。
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おっと、食べ物はもちろん毎日海産物。
6月からはウニのシーズンらしい。
どこに行ってもウニ、ウニ、ウニの看板。
ウニ浜ラーメン。
つぶ貝、ほたて、海老などがどっさり入ったラーメンにウニが乗ってる。
醤油ベースにいい出汁が出ていておいしかった。
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駆け足でまわった北海道。
走行距離1200キロ。
その間に入った温泉4カ所&足湯1カ所。
マラソン、食べ物、温泉、充実した旅行だった〜。
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by musasabi-sapana | 2010-06-11 23:58 | 旅行・町歩き

喫茶店

先日、とてもいい喫茶店に入った。
江戸には1日で千両落ちると言われる場所が3カ所あったらしい。
(ブラタモリでやっていた)
それは「日本橋」「浅草猿若町」「吉原」、この吉原の近くの南千住。
前から労働者の人の簡易宿泊所が多かったけど、
最近外国人向けも増えつつあるらしく、
宿泊所を営みながらこの辺の地域振興協会の会長をしている方と会う機会があり、
喫茶店『カフェバッハ』を教えてもらった。
創業約40年、沖縄サミットの晩餐会でもそのコーヒーが出されたんだそう。

店内は改装したらしく、古い感じはないけれど木の清潔な感じ。
カウンター席に座ると、「ようこそいらっしゃいました」
これが、営業トークではなく実に自然なんだなあ。
目の前には数十種類のコーヒーの入ったガラスびんがずらっとならぶ。

「酸味がなくて深入りのものはどれでしょう?」という問いに
やわらかく「このあたりがおすすめです」と教えてくれる。
カウンター内でコーヒーを入れているお兄さんのてさばきも見事。
次々に入る注文に「かしこまりました」と答え、
コーヒーサーバーを並べ、豆を挽き、ペーパーをセット、
温度計を入れたポットからお湯をそそぎ、その間に次の豆を挽き・・・・と
リズミカルに流れるような動作。
店員さんは男女あわせてざっと5〜6人、みんなきびきびして気持ちがいい。
聞くと、ここで働く店員さんはみなコーヒー修行で全国から来てるんだそう。
一定期間ここで修行をして(豆の焙煎、選定、抽出などすべて)
地元に帰ったり他の土地で喫茶店やカフェを開くらしい。

ドトールやスターバックスのような店ばかりが増える今、
こういう王道をいく喫茶店があるのがすばらしい・・・。

そうそう、コーヒーも香りも味もまろやかで
丁寧な手仕事が伝わるやさしい味でした。
(値段も良心的!)
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by musasabi-sapana | 2010-02-01 18:59 | 旅行・町歩き

その他沖縄

せっかくの沖縄(これも初めて)、マラソン以外にも楽しんできました。

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屋根、塀の上、どこにいってもあるシーサー。
こんなにあちこちにあるとは知らなかった。
なかなかかわいい。
沖縄の風景だから合うんだなぁ。

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なんだか城跡めぐりばかりしてた。
首里城、中城、座喜味、勝連、今帰仁。
城は残っていないけど、城壁がそびえる。
権威の象徴だったはずの石積みの城壁だけど、
きれいなカーブのおかげでやさしい感じがする。
一番ロケーションがいいのは今帰仁。
他の城も見晴らしがいいところに建っているけど、コンビナートや建物が見える。
その点、今帰仁は海と緑しか見えない。

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この中村家住宅もよかったなぁ。
縁側、風通しのよさ、かわいい台所、申し分ない。

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浜辺もちょっと散歩したりして。

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ようやく行けた、ちゅら海水族館。
海にはほんとにこんな物が泳いでるの?と
不思議に思うほどの迫力。
じんべいサメにはちょっと水槽が狭そうだったけど。

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マラソン前は淡水化物の摂取がいいと言われ、せっせととる。
となると、やっぱりそばがメインになってしまう。
その他、毎日のアイスのおかげでここ数年で一番の体重増加。
40km走ってもだめなんだ・・・・。

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たぶん、一番撮られているはずのブーちゃん。
「しゃがんで撮ると笑って見えるよ」と言われた。
たしかに。
でも笑ってるはずないよな。
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by musasabi-sapana | 2009-12-12 16:58 | 旅行・町歩き

和菓子屋

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大谷石の立派な門構え、こんもりと茂った緑、この大邸宅はなんと和菓子屋。
看板もないやと思ってたら、鉄の門扉にこれまたかすかに文字が彫ってあった。
友達に誘われて行ってみたけど、とてもじゃないけど一人では勇気がなくて
入れない。
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中も鉄や古材をうまく使ったそれはそれはすてきな空間。
お菓子やお茶をいただく部屋は広い木のテーブルとカウンターがあるのみ。
ほのぐらい部屋の中にきられた窓硝子から外の緑が絵のように見える。

頼んだのはほうじ茶プリン。
味も、白いふた付容器も品がいい。
もうひとつの冷菓の抹茶ブラマンジェを合わせてこの2種のためだけに
デザインして有田で焼いてもらったそう。
小さくて小さなお茶がついてひとつ630円。
普通なら高いと感じるだろうけど、空間代が入ってると思うと
これは安いんじゃないかな。

しかし、お客さんは誰もいなかったし、なかなか緊張するお店でした。
お店はこちら
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by musasabi-sapana | 2009-10-17 20:19 | 旅行・町歩き



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